青汁の糖尿病改善
青汁には、糖尿病の方の血糖値を抑えたり、健康な方の糖尿病の予防したりする効果が期待できます。
それは、青汁には食物繊維が豊富に含まれているからです。
食物繊維には糖質の消化吸収のスピードをゆっくりにする働きがあります。
通常、炭水化物や糖分を食べると、そのまま消化吸収されるので血液中の糖の濃度(血糖値)が一気に高くなります。
そして、血液中の糖分はすい臓から分泌されるインシュリンで処理されるわけですね。
しかし、血糖値が急激に上がると一気にたくさんのインシュリンを分泌しなくてはいけなくなるので、すい臓に負担がかかります。
すい臓に負担がかかる状態が続くと、すい臓の機能が衰えインシュリンを正常に分泌しなくなるわけですね。
インシュリンが正常に分泌されないと、血糖値の高い状態が続きます。
この状態が糖尿病ですね。
食物繊維を摂取することで、糖質の消化吸収のスピードが遅くなりますので、血糖値の上昇が緩やかになります。
ですから、糖尿病の方は血糖値を下げることにつながっていきます。
また、健康の方はすい臓への負担を軽くすることができますので、糖尿病の予防になるわけですね。
ただし、糖尿病の方で医師から食事療法の指導を受けている方は、青汁の摂取は医師に相談したほうがいいでしょう。